皆さんもトレードの際のマイルールをお持ちだと思います。
私はインジケーターをほとんど使用しないので、
かなりシンプルなルールでトレードをしています。
今日はそのマイルールを公開いたします。
ちなみに、今日ご紹介するマイルールは、
エントリールールではありません。
むしろ逆で、「エントリーしないため」のルールです。
私は、エントリールール(手法)というものを明確に数値で定義していません。
(数値で定義、というのは、例えば、
ボリンジャーバンドの2σにタッチした時にRSIが〇〇値以上、みたいなやつです。)
私は、相場全体の流れや、ローソク足の動き、チャートパターン、
ドル円、ユーロ円、ユーロドル、3通貨の相関性などから、
総合的に売り買い判断を下しています。
しかし、「エントリーしないルール」、
あるいは、「エントリーを制限するためのルール」は定めています。
それは、現在のところ、以下の6つです。
はい、何ら特別なものはありませんね。。。(笑)
しかしこれらは、単にどこかのサイトで拾ってきた情報ではありません。
これらは、私がこれまでのトレード経験を通して、数々の失敗を繰り返した後、
その失敗パターンから、私の成績に多大なる悪影響を与えてきた悪癖を特定し、
その悪癖の出現を抑えるために作り上げた、
自分が本当に腹の底から大切だと実感しているルールです。
これらをしっかりと守り、優位性の低いトレードの数を減らすことで、
まだまだ負けはするものの、確実に利益が損失を上回るようになりました。
トレードでトータルで勝つために必要なことは、
勝ちの数を増やすことよりも、むしろ負けを減らすことです。
いわゆる「負けパターン」を特定し、
その負けパターンを避けるためのルールを作り、
全ての負けパターンに対処するルールが出来上がれば、
相場の不確実性から来る負け以外では負けることは無くなり、
あとは、手法らしきものが一つあれば利益を出せるようになります。
このエントリーしないための、自分の行動をしばるマイルールというのは、
たぶん、人から教えてもらったり、本で学習したりするだけではダメで、
自分で失敗して、自分で作り出さなければ、
本当に守ることができるルールにはなりません。
(自分の腹に落ちていないものを、信じることができないのです)
この記事を読んでくださった方の中に、
まだこういったルールを持っていない方がいらっしゃいましたら、
ぜひとも、自分の負けトレードを見直し、
行動を縛るルールを作ることをおすすめします!
では!